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僕はオルタナティブ野郎


 今だからこそスマパンを聴こう!
−はじめに−
皆さんが90年代に一番熱心に聴いていた音楽、好きだったバンドはなんですか?自分は間違いなくスマッシングパンプキンズ(略してスマパン)です。今でこそ好きなものがパワーポップだったりパンクだったりに傾倒してしまっていますが、自分が高校生の頃はそれはもうNIRVANAやSONIC YOUTHなんかに代表されるグランジ、後にオルタナティブと呼ばれる音楽が大好きだったりした訳でして、インターネットもまだほとんど普及してなかったせいもあって、雑誌とかを見ながら色々と調べては、なけ無しの小遣いで音源を買って友人と貸し借りする日々でした。中でもオルタナティブサウンドと呼ばれたスマッシングパンプキンズというバンドの今までに聴いたことのないようなギターの歪みと音圧に乗っかるメロディに一発で打ちのめされ、それ以降アルバムは何が出てるかなどを調べては音源を入手し、MTV見れる友人にお願いしてライブを録ってもらったりするスマパン漬けの日々が続きました。
とまあそういうのはどうでもいいんですけど、なんだか今年スマパンが再結成するそうです。新しくアルバムも出すようですが、なんだか「ストリングスを多数フィーチャーした壮大な感じになる」とかどっかに書いてあって全然オルタナティブしなさそうな予感に微妙な気分だったりもするんですけど、良くも悪くも再結成なわけでタイミング的にもいいと思うので、今更ながらですがオルタナティブの核(賛否両論あるでしょうけど)とも言えるバンド、スマッシングパンプキンズについて個人的な音源紹介なんぞを色々と書いてみたいと思います。「なんで今さらスマパンよ?」って声が聴こえてきそうですが、スマパンを知ってる方も知らない方もどうぞお付き合い下さいませ。

−スマパンとは−
 THE SMASHING PUMPKINS(スマッシングパンプキンズ)
 BILLY CORGAN(ビリーコーガン)・・・ボーカル&ギター。曲もほとんどがこの人の手によるもの。ギターうますぎ。スキンヘッド。
 JAMES IHA(ジェイムスイハ)・・・ギター&たまにボーカル。日系3世でシャイボーイでギターポップも最高の人気者。
 D'ARCY(ダーシー)・・・紅一点のベーシスト。淡々とベースを弾く佇まいが渋い。ダークなメイクがやや怖い。
 JIMMY CHAMBERLINE(ジミーチェンバレン)・・・ありえない手数と動きかたをする凄腕ドラマー。もはや何かがおかしい。
 MELISSA(メリッサ)・・・ダーシーが辞めた後のベーシスト。元HOLE。ベースの弾き方がめちゃくちゃかっこいい。

スマパンはかっこいい曲もダメな曲も含めてとにかく曲を量産するバンドなので、シングルとかボックスセットとか出てるのを全て集めるとなるととんでもない数になります。深いところは他の詳しいサイトで見てもらえばよいと思うので、ここでは主要となるであろう音源のみ書いていきたいと思います。これをきっかけにかすり程度でもスマパンの音に興味をもって頂ければ。そういえばオルタナティブって「枠や型にはまらないもの」という意味だそうですよ。ちなみにこの文章のタイトルはSOONの曲から取りました(笑)

「Gish」
91年発表の記念すべきファーストアルバム。轟音ギターが唸る激しい楽曲とメロウで泣きのギターソロが入る楽曲を織り交ぜるスタイルはもうこの頃から確立されています。1曲目「I Am One」なんかはもう神がかり的にかっこいいですが、アルバム全体としては個人的にはインパクトが薄いような気がするので、初めて聴くならこのアルバム以降からの音源をお薦めしたいです。スマパンといえばビリーコーガンのあの「独特の声」がダメって方もかなり多いと思います。でも一度はまると抜けられないものがあるんですよ。
「Siamese Dream」
93年発表、スマパンのロックスターの地位を確固たるものにした2NDアルバム。スマパンって言えばこのアルバムか、次に出る3RDアルバムをフェイバリットに挙げる人が多いかと思います。1曲目の「Cherub Rock」から轟音大爆発!きれいなメロディとヘビーなサウンドが絶妙に融合した「Today」、「Rocket」、「Mayonaise」、アコースティックギターとストリングスを取り入れた泣きが止まらない「Disarm」、ギターのハモリとヘビーなリフが脳を直撃する「Geek U.S.A」など全てが最高の大名盤。迷わず聴くべし!
「Pisces Iscariot」
上記2ndアルバムまでのシングルのB面曲、未発表曲などを収録したアルバム。B面集なのにかなり良いです。もの悲しげな「Soothe」から続く「Frail and Bedazzled」の爆裂ギターサウンド、「Pissant」のラウドなドライブ感、「Hello Kitty Kat」の重低音爆発のリフは悶絶するほどのかっこよさ!変な話1STアルバムよりも全然出来が良いです。2NDアルバムのお供に是非。
「Mellon Collie and the Infinite Sadness」
スマパンの曲で一番有名であろう「Tonight, Tonight」も収録されている28曲入り、ボリューム満点の2枚組3RDアルバム。「Tonight, Tonight」はもちろんのこと、「Zero」、「Bullet With Butterfly Wings」、「Thirty-Three」、「1979」など名曲が盛り沢山です。「Zero」や「Here Is No Why」のギターフレーズを何度コピーしたことか。イハが唄う「Take Me Down」も最高です。このアルバム、全世界で800万枚売れたそうです。この後にバットマンの映画に提供したえらくスペーシーなシングルが出てます。
「Adore」
上記アルバムが出た後にドラムのジミーチェンバレンがドラッグで解雇され、残った3人のメンバーで作られた、色々と波紋を呼んだ4THアルバム。ドラム不在のため、打ち込みマシンが全般で使われていて、ギターも歪んでなくて全然オルタナティブ野郎してませんが、メロディはかなり良い曲が多いので、これはこれで好きな方も多いと思います。ライブはドラムが2人くらいで2バスをドカドカやっててえらくかっこ良かった覚えがあります。
「MACHINA / the Machines of God」
ドラムのジミーチェンバレンが復帰してバンドサウンドが復活した、表面上での最終アルバムとなる5TH。今作は「The Everlasting Gaze」のドライブする轟音ギター炸裂の曲から広がりのあるメロウな楽曲まで、全体的に壮大な世界観を感じるサウンドに仕上がってます。「Stand Inside Your Love」、「I Of The Mourning」、「Try, Try, Try」、「This Time」、「Wound」など名曲多し。以前のようなオルタナティブ感はないですけど、これはかなりかっこいいです。このアルバムを最後にダーシーが脱退し、後に解散発表。ファイナルツアーは元HOLEのメリッサが同行することになりました。
「MACHINA II / The Friends And Enemies Of Modern Music」
10インチが3枚とLP2枚のレコードで、全世界でたった25セットのみ作られた最終アルバム。レコード会社に儲けさせるのがイヤになったビリーコーガンが、MP3とかで全世界へ配布して欲しいという意図でこういう形をとったそうです。これがまた困ったことに「Cash Car Star」、「Real Love」、「Let Me Give The World To You」、「Innosence」など名曲ぞろい。イハが唄う「Go」は泣けます。音があまり良くないのが難点ですが。今でもオフィシャルサイトとかにMP3があると思います。
「Rotten Apples」
解散後に発売されたベスト盤。「I Am One」も「Mayonaise」も入ってないのに「Siva」とか「Eye」とか「Rhinocerous」とか微妙なのが入っているところが個人的にはいまいちな音源。とは言っても一通り有名な曲は入っているのでスマパンを全く聴いたことがない人にはいいかも知れません。ただ初回盤にはB面集ディスクが付いているので買うなら初回盤の方を買いましょう。

−その後のソロワーク−
ZWAN / 「MARY STAR OF THE SEA」
スマパンのフロントマン、ビリーコーガンとドラムのジミーチェンバレンが作った6人編成、トリプルギターバンド「ズワン」の1STアルバムにして最後のアルバム。スマパンの頃にあったオルタナティブな感じは皆無ですが、キラキラしたメロディに絡まるディストーションしまくりなギターサウンドがたたみ掛ける、恐ろしいほどの完成度を誇ったすこぶるかっこいい音源になってます。間違いなく名盤です。しかしながら現在は解散。今はライブ映像が収録されているDVD付きバージョンが出ています。
BILLY CORGAN / 「The Future Embrace」
ZWAN解散後にビリーコーガンが出したソロアルバム。打ち込みを用いた「Adore」の頃のような
サウンドがベースですが、なんだか全般的に作りこまれた機械っぽい感じが出まくりで個人的には全然お薦めできません。ライブもなんだか映像と音楽を融合したエンターテイメントショーのようでもの悲しかったなぁ。再結成スマパンでかっこよく復活することに期待です。
James Iha / 「Let It Come Down」
ジェイムスイハのソロアルバム。これはこれは最高です!スマパンとは正反対の極上の泣きのアコースティック・ギターポップサウンドを聴かせてくれます。全曲捨て曲全くなし。個人的にも今まで聴いた音楽でベスト5に入る永遠の名盤です。ジェイムスイハは活動が多彩で、BEAMSの服のブランドを手がけたり、A Perfect Circleでギターを弾いたり、Fountains Of Wayneのアダムとレーベルを作ったり色々してます。微妙な服とか作ってないでいいから早くアルバムを・・・って思ってたらやっとこ最近2NDを作りはじめたそうです。来日して日本でライブやらないかなぁ。
Melissa Auf Der Maur / 「Auf Der Maur」
メリッサのソロアルバム。他のメンバーが色んな音楽に傾倒する中、おもいっきりHOLEのようなヘビーなオルタナティブサウンドをゴリゴリかましまくっていてすこぶるかっこいいです。イハと組んでやるって言ってたVirginsはどうなったんだろう?

−あとがき−
どうにもアバウトな感じで申し訳ないですが、いかがだったでしょうか?知っている方はこれを機会にもう一度スマパン聴いてみようかな?って思ってくれたり、知らない方はちょっとでも興味を持っていただければ幸いでございます。しかしながら再結成スマパンにイハやダーシー、メリッサは不参加だそうでかなり残念なのですが、それでも期待してしまうんですよねぇ。新しくどういったサウンドで驚かせてくれるか楽しみでなりません。


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